「空想の友人(イマジナリーフレンド)」をテーマにした創作。
年6月・10月に、作者が元気であればこのお話をテーマにしたイラストを制作します。
幼い子どもには、他人には見えない友だちがいる。
大人になると忘れてしまうけれど、彼らは確かにそこにいる。
そうしてささやかに語られる存在、「空想の友人(イマジナリーフレンド)」。
そんな「友人」との夢に耽る空想家と、夢に呼ばれては遊び相手になる白昼夢。
空想家には、ひそかな願いごとがある。
大切な友人の君に、ずっとそばにいてくれる君に、花束を渡したい。
そうして空想家は、夢の中で何度も友人に花束を贈る。